北京、地下鉄のスリ事件多発区間
公共交通機関の管理監督を行う北京の公交総隊は14日、地下鉄の各路線のうち、今年7月以降にスリ事件が最も多かった区間を公表した。同総隊はさらに同日、地下鉄1号線国貿駅や4号線西直門駅、5号線恵新西街南口駅などで、スリ対策を呼び掛けるキャンペーンを行った。京華時報が報じた。
警察によると、夏になると市民は薄着になり、特に女性は服のポケットが少なくなるため、所持品は基本的にカバンの中に入れておくようになる。それに目を付けたスリは、リュックやショルダーバッグなどを狙う。また、イヤホンを付けて音楽を聞いていると、スリはその線をたどって携帯を見つけるという。
■地下鉄のスリ事件多発区間
10号線:恵新西街北口駅から芍薬居駅の区間、呼家楼駅から潘家園駅の区間、海淀黄庄駅から知春路駅の区間。
1号線:五◆(=きへんに果)松駅から公主墳駅の区間、建国門駅から四恵駅の区間。
4号線:北京南駅から西単駅の区間、西直門駅から国家図書館駅の区間。
5号線:立水橋駅から恵新西街南口駅の区間。
2号線:積水潭駅から阜成門駅の区間、朝陽門駅から北京駅の区間。
■路線バスのスリ事件多発区間
355系統の海淀黄庄北駅から清華東路西口駅の区間。
9系統の北京西駅から長椿街路口東駅の区間。
41系統の勁松中街駅から勁松橋東駅の区間。
109系統の西単商場駅から達官営駅の区間。(編集KN)
「人民網日本語版」2013年8月15日