きょうの人民日報「微博」-甘粛省地震、仮設テントで赤ちゃん出産
22日午前7時45分(日本時間同8時45分)、甘粛省定西市の岷県と◆県(◆はさんずいへんに章)の境界付近でマグニチュード(M)6.6の地震が発生。89人が犠牲になり、人々の関心が同市に集まっている。自然災害の前に人は無力であるが、貧しくインフラがもろい地域ではその無力さがさらに浮き彫りとなった。中国が現代化を進める中で、広大な中西部地域をないがしろにするなら、北京や上海、広州市(広東省)などの繁栄も、それほど大きな意味をなさなくなってしまう。災難に直面し、心を一つにして助け合うと同時に、経済発展の中で、歩調を合わせ、各地域が共に進歩していくことが必要だ。今回の地震の犠牲者の冥福と、生存者が強く生きて行くことを祈っている。定西の平安を祈り、見守ろう!
【甘粛省地震、仮設テントで赤ちゃん出産】22日、甘粛省定西市でマグニチュード(M)6.6の地震が発生。同日夜10時半、同市岷県梅川鎮永星村の仮設テントで、妊婦の蒋亜飛さんが、同地で地震後初となる、赤ちゃんを出産した。そして、赤ちゃんは23日午前1時半に、岷県人民病院に移され保護を受けている。赤ちゃんの脈拍、心拍数、呼吸、血圧、体温などのバイタルサインはいずれも正常値だという。