二重学位を持つ女性戦闘機パイロット誕生 中国空軍初
人民解放軍戦闘爆撃機「飛豹」の女性パイロット |
中国空軍石家荘飛行学院某旅団の卒業式が25日午前に行われた。戦闘機パイロット候補生の女子学生16人が各種卒業試験に見事合格した。彼女らは、工学学士号を昨年取得したのに続き、軍事学士号も取得し、中国空軍初の、二重学位を持つ女性戦闘機パイロットとなった。解放軍報が伝えた。
2005年、中国で初めて女性の戦闘機パイロット候補生の募集が始まった。2008年9月、志願した15万人以上の女子高卒生の中から、戦闘機パイロット候補生33人が選ばれた。女性戦闘機パイロット候補生には、「4年+1年」の育成体制が敷かれた。彼女らは、空軍航空大学で4年間、大学学部レベルの基礎理論科目と航空理論科目の計約100科目を履修し、空中からのパラシュート降下訓練や野外でのサバイバル訓練を受け、初級飛行訓練大綱で定められた飛行訓練を受け、空軍飛行学院に「進級」した。その後、1年間の高級飛行訓練を経て、試験に合格し、晴れて二重学士の学位を手にした。
女性戦闘機パイロット候補生16人は、5回にわたる寒暖差実体験トレーニングの難関を突破し、全訓練を見事終了した。(編集KM)
「人民網日本語版」2013年6月28日