最もお金のかからない12のがん予防法
誰でもがんになる可能性がある。私たちの体にはがんの基となる遺伝子があり、外的要因の刺激を受けると活性化する可能性があるからだ。そしてこうした外的要因は往々にして私たちの生活から来るものだ。国際対がん連合の報告によると、世界では毎年1200万件の新たながん発症例があり、うち4割もが生活の中で防ぐことのできたものだ。がんになった後の高額な治療費と比べれば、以下の12の方法は世界で最も安いがん予防法と言える。
■豆乳を飲んで「女性特有のがん」を予防
米癌研究会議(AACR)は豆乳をよく飲む女性は乳がんになるリスクが大幅に下がるとしている。栄養の専門家によるとこれは、豆乳に含まれるエストロゲンに似た物質「大豆イソフラボン」が、抗がん剤とたいへん似た働きをするからだという。この物質は乳がん、子宮内膜がん、子宮頸がん、前立腺がんなどエストロゲンの関係する全てのがんに対して予防効果がある。
だが営養の専門家は、すでにこうしたがんのある人はがん細胞への刺激となるのを避けるため、豆乳は飲むべきでないと注意を促している。消化性潰瘍、胃炎、痛風を患っている人もあまり飲まない方がいい。豆乳は自分でつくるのが一番いい。市販の豆乳は豆乳粉からつくったものが多く、大豆イソフラボンが少ないからだ。
■毎日1時間歩く
米誌リーダーズ・ダイジェストは以前、毎日食後に30分、または毎週4時間散歩すれば、膵臓がんになるリスクが半減する昇紹介した。ハーバード大学が7万人を対象に行った長期研究では、毎日1時間歩くだけで、大腸癌になる確率が半減することがわかった。
これは膵臓がんが高すぎるカロリーと関係があり、歩くことでカロリーを消費し、直接がんを予防できるからだ。このほか、運動して汗を流すことで鉛やストロンチウムといった体内の発がん性物質を排出し、がん予防効果を上げることにもなる。
■毎日水を6杯飲む
世界で最も権威ある医学雑誌の1つ「The New England Journal of Medicine」によると、毎日水を6杯(1杯240cc)を飲む男性は膀胱がんになるリスクが半減、女性なら結腸がんになるリスクが45%下がる。これは水を飲むことで排尿、排便の回数が増え、尿素や尿酸など膀胱粘膜や結腸を刺激しうる有害物質を体外に排出することができるからだ。だが40歳以上の人は2、3年ごとに内視鏡検査を受けるにこしたことはない。ポリープがあった場合、早めに発見すればがんに変る確率を下げられるからだ。