<企画>中国新疆のハイジャック未遂事件の顛末
中国新疆のハイジャック未遂事件の顛末
中国新疆ウイグル自治区で6月29日に起きたハイジャック未遂事件で、同自治区和田(ホータン)地区中級人民法院(地裁)は、被告の3人を死刑に、1人を無期懲役とする一審判決を言い渡した。
■【事件】
6月29日12時25分に新疆維吾爾(ウイグル)自治区和田(ホータン)空港を発ち烏魯木斉(ウルムチ)へ向かっていた天津航空GS7554便(EMB190/B3171号機)で同12時31分、暴漢6人がコックピックに突撃してハイジャックを企てたが、直ちに乗務員と乗客によって制圧された。<詳細>
■【外交部のコメント】
これは航空機のハイジャックを手段とする重大なテロ事件であり、民間機のハイジャックという犯罪行為は全世界に非難されるはずだ。<詳細>
■【地元政府が英雄を表彰】
海南省共産党委員会、省政府は7月9日午前、海口市で大会を開き、6月29日に発生したハイジャック事件で犯人を取り押さえた乗務員などの英雄たちを表彰した。<詳細>
■【航空会社が英雄を表彰】
海南航空(海航)集団は、6月29日に発生したハイジャック未遂事件で事件解決に貢献した乗客22人に対し、「海航栄誉旅客」なる称号を授与すると同時に、海南航空のフライトに生涯無料で搭乗できるサービスを提供することを決定したという。<詳細>
■【目撃者が事件を振り返る】
自治区党委員書記の張春賢氏が各功労者に証書を手渡し、会場は大きな拍手に包まれた。<詳細>
■【首謀犯に死刑判決】
中国新疆ウイグル自治区で6月29日に起きたハイジャック未遂事件で、同自治区和田(ホータン)地区中級人民法院(地裁)は、被告の3人を死刑に、1人を無期懲役とする一審判決を言い渡した。<詳細>
(編集WZ)
「人民網日本語版」2012年12月14日