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今年の大卒生、過去最多 内定ラッシュは6月か (2)

 ○博士課程受験・海外留学組は全体の約20%

 北京市教育委員会担当者は、就職内定率が伸び悩んでいる理由として次の2点を挙げている。まず、大学院博士課程を受験する学生の数が最終的に分かっていないことと、海外留学を予定している学生が、手続きの最中にあり、一部大学から寄せられた統計データに留学予定者が含まれていないことだ。控えめに見積もっても、今年、大学院博士課程の受験者と海外留学予定者は、北京地区全体で約20%を占めると予想される。2番目の理由として、今年は、各企業の求人需要が全体的に落ち込んでおり、大卒生はあまねく、あまり良い手ごたえを感じておらず、各方面の影響を受け、伝統的な就業ポストが飽和傾向にあることが挙げられる。市内各企業による2013年大学卒業生の求人募集総数は前年比1万6千人減の9万8千人で、下落幅は14%に達した。

 北京市人力資源・社会保障局の担当者は、「北京における大卒者の求人需要は、両極端に分かれる傾向にあり、最先端分野あるいは都市・農村基底層の公共サービス分野の2つに集中している。このため、企業側と北京の大卒生のマッチング度が低い。北京では昨年9月、各種就職フェアがかなり頻繁に行われたが、今年3月以降は、参加企業数やフェア開催回数が、明らかに減少している」と指摘した。(編集KM)

 「人民網日本語版」2013年5月20日

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