第12期全人代第2回会議が5日午前9時に人民大会堂で開幕し、李克強総理が国務院を代表して政府活動報告を行った。
李総理は過去1年間の活動を振り返り「過去1年間で容易ではない成果を上げた。過去1年間の政府活動で有効性が証明された構想と手法は、今後の実践においても引き続き堅持し、たゆまず探求し、完全なものにする必要がある。一方でわれわれは、前進の途上にはまだ困難や問題が少なからずあることも、はっきりと認識している」と指摘。次の8つを挙げた。
▽経済を安定の中で好転させる基礎がまだ堅固でなく、成長の内生動力の強化が待たれる。
▽財政などの分野でなおリスクを抱え、一部業種は深刻な過剰供給状態にあり、マクロコントロールが一段と難しくなっている。
▽農業生産と農民収入の増加が一段と難しくなっている。