米軍がグレートバリアリーフに爆弾投棄
【中日対訳】オーストラリア近海に位置する世界遺産のグレートバリアリーフ |
オーストラリアメディアの22日付報道によると、米海兵隊の戦闘機2機が16日、実弾演習中に「緊急事態」が発生し、搭載していた訓練用爆弾2発と爆発能力のないレーザー誘導爆弾2発を世界遺産のグレートバリアリーフ海洋公園内に投下した。
総重量900キロ余りのこれらの爆弾は現在水深50メートルの海底にあり、オーストラリアの環境保護活動家や市民の強い憤りを招いている。クイーンズランド州の緑の党の議員は「このように繊細な環境の地区に爆弾を投下するとは全く驚きだ」と指摘。オーストラリア市民は「爆弾投棄以前に、あの海域で軍事訓練を行なう時点で十分馬鹿げている」と語った。(編集NA)
「人民網日本語版」2013年7月23日