中国青年ジャーナリスト代表団が訪日
中国青年ジャーナリスト代表団の日本訪問を歓迎するパーティーが11日夜、東京の日中友好会館で開かれ、中日各界の友好関係者100人余りが出席した。
日中友好会館会長の江田五月参議院議員は式辞で「2年前の今日、東日本大震災が発生した。日本政府は本日午後に追悼式を行った。われわれは改めて中国政府と中国人民からの莫大な援助に感謝を表明するとともに、代表団の日本訪問が実り豊かな成果を上げることを祈る」と指摘した。
日本外務省の横井裕報道官は流暢な中国語で「日中間の友好交流活動はまだ完全には回復していないが、外務省は今後大局に立ち、各分野の交流を通じて、日中両国のウィンウィンの関係と戦略的互恵関係の促進と深化、および両国民間の相互理解の増進のために努力していく」と述べた。
中国青年ジャーナリスト訪日代表団の団長を務める虹剣・中国国務院新聞弁公室二局局長は「東日本大震災から今日で2年になる。隣人、友好的近隣国として、中国政府と中国人民は日本の大地震の災禍に深く同情の意を表する。被災地の人々ができるだけ早くふるさとを復興できることを信じ、また祈っている。中日両国が発展の過程で様々な困難に遭遇することは避けがたいが、われわれは中日の友好発展は絶えず暗雲を吹き払い、1日も早くうららかな春の日よりを迎えると信じている」と述べた。
在日中国大使館の楊宇参事官(広報担当)は式辞で「現在中日関係は比較的困難な局面にあるが、私は両国関係の将来を強く信じている。中日両国の協力発展は両国人民の利益だからだ。今回の中国青年ジャーナリスト代表団の来訪はことのほか重要な意義を持ち、両国人民の相互理解の増進、中日関係の改善・発展にプラスの作用を果たす」と指摘した。
代表団は中国各地の青年ジャーナリスト87人で構成。10日から17日にかけて東京都、青森県、北海道などを訪れ、地元メディアと交流し、日本の伝統文化産業の体験・視察も行う。(編集NA)
「人民網日本語版」2013年3月12日