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人民網日本語版

プーアル市の三つの宝---茶、コーヒー、セッコク (3)

セッコク

 名物その三:セッコク

 セッコクは単子葉植物ラン科の植物で、主にアジアの熱帯・亜熱帯およびオーストラリアと太平洋の島々に分布しており、全世界に1000以上の種がある。中国には76種あり、その大半は西南部、華南、台湾などに分布しており、雲南省には42種が分布している。中国の76種のセッコクのうち、40種弱は薬用になる。
 
 セッコクには健胃、強壮作用があり、滋陰、発熱時の口渇、食欲減退、病後の陰虚による発熱、目の滋養に用いられる。現在は食用セッコクが普遍的で、食事療法が可能だ。清熱、滋陰、生津、胃の滋養に効果的で、胃液の分泌を促し消化を助ける。また一定の解熱・鎮痛作用を持ち、新陳代謝を高め老化を防ぐなどの作用を持つ。花弁産業の発達により、セッコクの高い観賞価値が認められており、洋蘭の範囲に収められている。セッコクは徐々に漢方薬園から花壇に進出し、現在流行中の新種の花になっている。
 
 野生のセッコクは国家重点二級保護貴重絶滅危惧植物で、人工栽培が野生資源の保護および開発利用の重要な手段になっている。プーアル市は2012年にセッコクを9778ムー、ホンセッコクを5503ムー人工栽培した。そのうち雲南高山生物農業有限公司は規模化・規範化栽培により、ホンセッコクを2000ムー人工栽培した。

 「人民網日本語版」2013年9月

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