高畑勲監督の最新作が11月公開
【中日対訳】 日本のアニメ監督、プロデューサーの高畑勲氏は宮崎駿監督と一緒にスタジオジブリで輝かしい業績を挙げているが、1999年の「となりの山田君」以来、新作を発表していない。しかし高畑監督がジブリと協力した最新映画「かぐや姫の物語」が11月23日から公開される。法制晩報が伝えた。
ジブリはもともと、かつての「火垂るの墓」と「となりのトトロ」のように、高畑監督の新作を宮崎監督の「風立ちぬ」と同時に公開する考えだった。しかしスタッフの不足や制作上の遅れなどから、「かぐや姫の物語」は公開が年末まで延期されることとなった。
もっとも日本メディアの論調では、こうした公開スケジュールの方が商業的にはより多くの利益になるとしている。「風立ちぬ」がすでに日本の年度興行収入のトップに立つ勢いであるため、有名アニメ監督の新作2本が今年の興行収入ランキングでトップと2位になると予測するメディアが多い。
「かぐや姫の物語」は11月に上映されるため、今年ジブリでアカデミー賞アニメ部門に参加できる作品は「風立ちぬ」のみとなる。(編集YH)
「人民網日本語版」2013年8月22日