「スマーフ2」が中国の観客にアピール
ソニー・ピクチャーズ・アニメーションが製作し、ラジャ・ゴズネル監督が手がけたコメディーアニメ「スマーフ2」が9月12日に中国で公開されることが決定した。同映画の中国語版ポスターは5種類発表され、「経典に戻り、中秋を笑顔で」と書かれている。また懐かしいスマーフの歌のクリップを発表したりと、中国の観客にアピールしている。現代快報が伝えた。
重視される中国の要素
「スマーフ2」では、内容からマーケティングにいたるまで、中国の要素が重視されている。最新の中国語ポスターではクラムジースマーフが手で「2」の数字を形作る姿が掲載されているが、これは中国大陸部での公開日9月12日と関連付けられ、「9・12、就要2」(前半の「9・12」と後半の「就要2」は中国語の発音が同じになっている)と呼ばれている。中国での配給会社によると、中秋節を公開日に選んだのは「中国の観客が一家揃って映画を見るニーズに合わせた」ものとし、「実写とアニメの組み合わせがハリウッド大作の主な方向性となる中で、『スマーフ2』は中秋節シーズンのオープニング作品となる。また家族連れの観賞にふさわしい『スマーフ2』を伝統的な祝日に上映することで、より多くの観客を獲得したい」と語る。