上海国際映画祭 中国語映画「激戦」が金爵奨有力候補に
香港の監督・林超賢(ダンテ・ラム)は18日、映画「激戦」の製作チームや主演の張家輝(ニック・チョン)、彭于晏(エディ・ポン)、李菲児(リー・フェイアル)らと共に上海国際映画祭で記者会見を行った。格闘とボクシングの要素を合わせた映画「激戦」について、林超賢監督は「表面上はアクション映画の体裁を取っているが、実は人間ドラマが中心となっている」とし、「人間性と感情に関する探究は時に人をより感動させる」と語った。「中国新聞網」が伝えた。
彭于晏をキャスティングしたことについて、林監督は「かっこよくて爽やかな外見を気に入ったことに加えて、主演映画『阿信』を撮影したときに見せた真剣な態度を非常に高く評価している」として、「映画『阿信』を撮影したとき、彭于晏は1年間かけてそのための準備をしたと聞き、非常に驚いた。俳優にとって時間は非常に貴重なものであり、こんなにもまぬけなぐらい真面目な俳優は非常に珍しい」と語った。対して、彭于晏は撮影や監督について、「映画のキャリアの中で最も辛い撮影だった」と笑いながら語り、「監督はマジでサド」と指摘した。絶えずダイエットや身体を鍛えなければならなかったことのほかに、撮影時には毎日200発以上殴られた。しかし、異なる役柄を体験できることは、自分でも非常に意義あることだと感じたという。