中朝国交樹立75周年、両国首脳が祝電交換

人民網日本語版 2024年10月08日14:58

習近平中共中央総書記(国家主席)は6日、金正恩朝鮮労働党総書記(国務委員長)と両国の国交樹立75周年を祝う祝電を交換した。新華社が伝えた。

習総書記は「75年前に中朝は正式に外交関係を樹立し、両国関係の歴史に新たな章を開いた。これは画期的で重要な意義を持つものだった。その後の75年間、両国は人民政権を確固たるものにし、国家の主権を守る闘争において支持し合い、交流と協力を強化し、社会主義建設を推進する道において手を携えて前進し、地域の平和と安定を促進し、国際公平・正義を守る事業において緊密に協力してきた。中朝の伝統的な友好関係は時代の変遷と国際情勢の目まぐるしい変化による試練を幾度も経験し、両国及び両国民にとって共通の貴重な財産となった」と指摘。

「私は中朝関係の発展を非常に重視しており、近年は金総書記と会談を重ね、書簡や電報を交わすなどして緊密な意思疎通を継続し、中朝関係の深化と発展を共にリードし、推進してきた。新たな時期の新たな情勢の下、中国は朝鮮と共に、両国の国交樹立75周年を契機に、戦略的な意思疎通と協調を強化し、友好的な交流と協力を深め、中朝の伝統的な友好関係に新たな章を記し続け、両国の社会主義事業の長期安定的な発展を共同で推進し、両国民により良く幸福をもたらすことを望んでいる」と強調した。

金総書記は「この75年間、両党・両国は自らの事業の正当性への揺るぎない信念を堅持し、様々な試練や挑戦に打ち勝ち、社会主義の道を勇敢に前進してきた。悠久の歴史と良き伝統を持つ朝中の友情をこれまでと同様に継承し発展させていくことは、両国の根本的利益にかなう。朝鮮の党と政府は新たな時代の要請に従い、朝中の友好協力関係を揺るぎないものにし、発展させるために引き続き努力していく。中国人民が習総書記を核心とする中国共産党の指導の下、社会主義現代化国家の全面的建設の道のりにおいて不断に新たな成果を収めていくことを祈る」とした。(編集NA)

「人民網日本語版」2024年10月8日

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