王毅氏が習近平国家主席の特別代表として国連「未来サミット」に出席
人民網日本語版 2024年09月25日15:12
王毅中共中央政治局委員(外交部部長)は現地時間23日、ニューヨークで開催された国連「未来サミット」に習近平国家主席の特別代表として出席し、「共通の運命を把握し、素晴らしい未来を共創」と題するスピーチを行った。新華社が伝えた。
王氏は「世界の百年間なかった大きな変化を前に、未来サミットを開催し、『未来のための協定』を採択することは、世界の平和的発展のために結束し、人類の未来と運命のために青写真を描くうえで重要な意義を持つ」と指摘。中国として次の4点を主張した。
(1)平和で安寧な未来を築く。各国は共通・総合・協調的・持続可能な安全保障観を堅持し、対話によって紛争を解決し、協議によって溝を解消し、協力によって安全を促進するべきだ。
(2)発展し繁栄する未来を築く。人々中心の発展思想を堅持し、インクルーシブな経済のグローバル化を推進して、人々が発展の成果を共有し、各国が共同繁栄を実現できるようにする必要がある。
(3)公正な道理と正義の実現される未来を築く。平等で秩序ある世界の多極化を推進し、国際法の権威を高め、弱肉強食のジャングルの掟を阻止し、一方的制裁など覇権的行為に反対し、発展途上国の正当な権益を守る必要がある。
(4)より素晴らしい未来を築く。時代に合わせて進み、新たな領域における新たな実践を開拓し、より公正かつ合理的なグローバル・ガバナンスを追求する必要がある。(編集NA)
「人民網日本語版」2024年9月25日
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