国境地帯を視察し、哨兵達と共に見張りに立った習主席
2014年1月26日午前、内蒙古自治区の某国境防衛連隊・三角山歩哨所を訪れ、勤務中の兵士達をねぎらった習主席(撮影・李剛)
内蒙古(内モンゴル)自治区・大興安嶺地区の奥地に位置する北部戦区陸軍の某国境防衛旅団・三角山歩哨所は、標高1000メートルを超え、冬には最低気温がマイナス50度に達し、モンゴルと接する100キロメートル近くの国境線を守る任務を担い続けている。
2014年1月26日、春節(旧正月)を前に、習近平中央軍事委員会主席はこの地を訪れた。歩哨所の建物内で、習主席は勤務場所の施設と内務配置を視察し、勤務日誌に署名し、勤務中の哨兵に「今日は私も皆さんと一緒に勤務に就き、見張りに立つ」と語った。この日、習主席は哨兵達と共に勤務に就き、見張りに立ち、兵士達と共に食事をとり、雑談を交わした。
2014年1月26日午前、祖国の国境地帯である内蒙古自治区の阿爾山を訪れ、マイナス30度を超える厳寒をものともせず、吹き付ける風の中、雪を踏みしめて、国境防衛線をパトロールする哨兵を慰問した習主席(撮影・李剛)
三角山国境防衛中隊の食堂を離れる際、習主席は中隊の食事を褒め、炊事班の兵士たちに「勤務を終えて帰ってくる戦友達に美味しい食事を提供できるよう、調理技術を常に高めて欲しい」と激励した。
国境を守る哨兵達への習主席の思いがうかがえるシーンがある。2014年12月31日、国民に向けて新年の挨拶を述べた習近平国家主席の背後の本棚には、阿爾山(アルシャン)をパトロールする三角山歩哨所の哨兵達を慰問した際の写真が飾られていた。
翌年の新春、三角山歩哨所の哨兵達は習主席からの返信に驚き、喜んだ。「皆さんが中隊の全面的建設の強化に力を入れ、軍強化目標が中隊及び国境地帯に根付く後押しをし、祖国の北部国境地帯の安全と安定の防壁を強固に築くために、さらに新たな功績を挙げることを望む」。三角山歩哨所の哨兵達はこの使命を胸に刻み、持ち場を堅守し、中隊の強化を大きく進展させ、多くの喜ばしい変化を起こしてきた。新たなパトロール用の道を整備し、井戸を掘り、訓練場を建設し、監視機器を配備するなど、これまで望んでいたことを一つ一つ現実のものとしていった。(編集NA)
「人民網日本語版」2024年8月13日
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