習近平国家主席が寧波原籍の香港企業家に激励の返信

人民網日本語版 2024年08月02日13:51

習近平国家主席はこのほど、包陪慶氏、曹其鏞氏など原籍が寧波の香港特別行政区の企業家からの手紙に返信し、温かく励ました。新華社が伝えた。

習主席は「長年にわたり、皆さんは先人の愛国・愛郷の良き伝統を継承し、積極的に革新・起業し、奨学金を寄付するなど故郷の建設と国家の発展に貢献し、薪火相伝の愛国心と故郷への思いを実際の行動によって示してきた」と指摘。

「中国式現代化によって強国建設と民族復興の偉業を全面的に推進するには、中華民族全体が心を一つにして力を合わせ、手を携えて奮闘する必要がある。皆さんが、引き続き各々の強みを発揮し、積極的かつ自発的に国家の改革開放の大局に融け込み、中国式現代化にできる限り貢献し、中華民族の偉大な復興という中国の夢の実現に新たな貢献を果たすことを希望する」と強調した。

近代以降、多くの寧波出身者が故郷を離れ、商工業を興し、祖国を心に抱きながら世界各地に進出する商人集団を徐々に形成した。包玉剛氏、邵逸夫氏など愛国・愛郷の知名人が数多く現れ、祖国と故郷の建設に積極的に貢献し、「寧波帮」と呼ばれるようになった。1984年、鄧小平氏は「世界中の『寧波帮』を動員して寧波を建設する」よう指示した。習主席もかつて浙江省での在任期間中、何度も「寧波帮」の人々に関心を示し、切なる期待を寄せた。先ごろ、包陪慶氏、曹其鏞氏など香港特区の「寧波帮」後継者が習主席に手紙を書き、先人の良き伝統の継承、国家発展への積極的な貢献の状況を報告し、引き続き祖国の現代化に貢献する決意を表明した。(編集NA)

「人民網日本語版」2024年8月2日

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