五輪選手と同じものが欲しい!五輪がもたらすグッズ購入ブーム
パリ五輪をきっかけに、新たなヘアピン購入ブームが起きている。現役高校生で「夏休み」を利用して五輪に参加した射撃の黄雨婷選手は、金メダル1個と銀メダル1個を獲得。そのうち金メダルはパリ五輪で最初の金メダルとなった。その活躍で、黄選手のファンが増え続けていると同時に、競技中につけていたヘアピンにもネットユーザーから注目が集まっている。
写真提供・新華社(撮影・張帆)
ショッピングサイト・淘宝のスクリーンショット
3年前、同じく射撃の楊倩選手も東京五輪初の金メダルを獲得し、競技中にもヘアピンをつけていた。当時、その黄色いアヒルのヘアピンは購入ブームを引き起こし、いまだに人気が続いている。
写真提供・新華社(撮影・鞠煥宗)
射撃の女子選手がヘアピンを好むのはなぜか。黄選手の答えは、「前髪が落ちてきてはだめとルールで決まっているから」というそっけないものだったが、アスリートのこんな「何気ない行動」が、ある商品の購入ブームを引き起こしている。
選手が手にしていたぬいぐるみ、身につけていた小さなアクセサリー、ネイルのアートデザイン、リップの色番号など、ネットユーザーはいつもこういう「ちょっとしたエピソード」のあるグッズを見つけ出す。
写真提供・新華社(撮影・孟永民)
飛び込みの全紅嬋選手はリュックに動物のマスコットキーホルダーをじゃらじゃら付けていて、ネットユーザーに「10キログラムの動物園を背負っている」と言われている。
五輪がもたらすグッズ購入ブームは、若い選手たちがより自分らしさの表現に長けていることを示していると同時に、五輪を見る側も成績だけに注目するのではなく、生き生きとした活力にあふれる選手一人一人の姿により関心を寄せるようになったことを意味している。(編集KS)
「人民網日本語版」2024年8月2日
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