ウォータースポーツが夏の消費市場の新たなトレンドに
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今年の夏は、これまでニッチなウォータースポーツが徐々に人々の視野に入るようになり、ウォータースポーツ愛好家に新たな体験をもたらしたと同時に、関連の消費に火を付けることになった。
週末を迎えた7月14日、北京市朝陽区にある亮馬橋から西1キロメートルほどの場所では、川に色とりどりのサップ(スタンドアップパドルボード)やカヌーが100艘近く水面に浮かび、非常ににぎやかだった。
サップやカヌーよりさらにニッチな潜水やウェイクサーフィンも夏の「消費メニュー」に組み入れられた。北京市、河南省、雲南省などの地域の潜水施設の責任者は取材に対し、「夏になって潜水をしに来る人が大きく増え、2倍に増えた施設もある」と述べた。それだけでなく、複数の責任者が「潜水を体験した後、今度は専門的な潜水レッスンを申し込むという人が増え続けている」と口をそろえる。
サップ、カヌー、潜水、ウェイクサーフィンなどニッチなウォータースポーツの人気上昇にともない、関連用品の消費も徐々に増加している。
スポーツブランド「デカトロン」によれば、夏を迎えると、サップ、カヌー、水着、サーフィンウェットスーツなどウォータースポーツ用品の問い合わせと販売量が徐々に増加した。デカトロンの天猫(Tmall)のオンライン旗艦店では、プロ仕様の潜水服とサーフィンウェットスーツの月間販売量が3000着を超えたという。
業界関係者は、「現在、中国国内のアウトドア・ウォータースポーツ産業は引き続き成長期にあり、関連産業のサポートがまだ十分に整っていない。ウォータースポーツが大衆化し、普及するにつれて、産業としてのポテンシャルがさらに発揮されるようになるだろう」との見方を示す。(編集KS)
「人民網日本語版」2024年7月19日
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