端午節3連休に華麗なる変身遂げた「防空壕跡」や「印刷工場」跡地が人気に
端午節(端午の節句、今年は6月10日)に合わせて今月8日から10日までが3連休となった中国。連休中は、観光市場が絶好調となったほか、新シーンや新業態が続々と登場し、消費市場は、フレッシュな活気に満ち溢れ、「ホリデー経済」の新たな活力が引き出された。
3連休中、商業市街地における消費は新たな活力が引き出された。中国商務部のビッグデータによると、3連休中、中国全土で重点的なモニタリングの対象となっている小売り・飲食店の売上高は前年同期比9.8%増だった。中国全土のモデル歩行者天国の歩行者数は前年比11.7%増、売上高は同9.2%増だった。家電、家具、通信機器の売上高はそれぞれ同11.7%増、17.7%増、35.5%増だった。中国全土の現物商品のオンラインでの売上高は同30%増以上だった。
上海の各大型商業市街地は、ウォーキングルートを続々と打ち出し、グルメ、ショッピング、アート演出、マーケットといったさまざまなタイプの業態がチェーンのように繋がり、消費者にニュータイプの融合型ホリデー消費体験が提供された。例えば、「下取り販売」をテーマにしたマーケットでは、家電売り場十数スペースが設置され、家電ブランドがずらりと商品を並べていた。
消費の新シーンも続々と登場している。重慶市の中心部では、防空壕跡がフル活用され、消費の新スペースが切り開かれた。そして、そこに火鍋や茶館、書店、地元の農家の野菜売り場など設置され、多くの市民や観光客が味覚と視覚の全く新しい体験を楽しむなど、賑わいを見せた。
貴州省貴陽市では、70年以上の歴史を誇る印刷工業が106ブランドが集まるファッショナブルなスペースへと華麗なる変身を遂げた。うち、8ブランドは貴陽市1号店で、3連休中は、1日当たりの来客数が延べ3万人以上に達した。(編集KN)
「人民網日本語版」2024年6月12日
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