外交部「中伊関係の健全かつ安定的な発展は両国・両国民の共通利益にかなう」

イタリアのメローニ首相が7月27日から31日まで中国を公式訪問する。外交部（外務省）の毛寧報道官は25日の定例記者会見で、「中国とイタリアの関係の健全かつ安定的な発展は、両国及び両国民の共通利益にかなう」と表明した。新華社が伝えた。

毛報道官は「メローニ首相は訪中時、習近平国家主席、李強総理、趙楽際全人代常務委員会委員長とそれぞれ会談し、両国関係及び関心を共有する問題について意見交換する」と説明。

「中国とイタリアは共に古くからの文明国であり、包括的な戦略的パートナーだ。両国の上層部は緊密な交流を維持し、各分野の互恵協力は実務的成果を収めている。中国・イタリア関係の健全かつ安定的な発展は、両国及び両国民の共通利益にかない、異なる文明間の交流と相互参考の促進に寄与する」と述べた。

また毛報道官は「中国とイタリアの包括的な戦略的パートナーシップの構築から今年で20年になる。中国は今回の訪問を契機に、イタリアとの伝統的な友好関係を揺るぎないものにし、シルクロード精神を発揚し、理解と信頼を強化し、実務協力と人的・文化的交流を深め、中国とイタリア、中国と欧州の関係の安定した持続的な発展を促進し、共に世界の平和・安定・繁栄に一層の貢献を果たすことを望んでいる」とした。（編集NA）

「人民網日本語版」2024年7月26日