湖南農業大学の落花生栽培の革新的成果、ナイジェリアで応用
人民網日本語版 2024年07月16日11:12
中国湖南農業大学が10日に明らかにしたところによると、同大学農学院の李林教授のチームと中国香港李氏集団Sun Crops農業有限公司は、「ナイジェリア落花生復興計画」協力協定に正式に署名した。将来的に李氏のチームによる落花生現代高効率栽培技術を利用し、ナイジェリア植栽地域の自然的・経済的条件と結びつけ、現地に適した落花生の経済的で効率的な栽培技術を革新・統合し、モデル栽培エリアの1ムー(約6.7アール)当たり生産量の50%以上の増産を支援する。科技日報が伝えた。
ナイジェリアには豊富な光熱資源があり、土地面積が広く、農業発展の大きな可能性を秘めている。しかしナイジェリアの落花生プロジェクトの実施中に、李氏集団は、落花生の収量が年々減少し、不稔率が高く、品質が悪く、農家の経済的利益が少ないといった問題があることを発見した。同集団は、李氏のチームが落花生の高品質・高収量栽培技術を持つことを知り、協力を求めた。李氏のチームは今年5月、ナイジェリア現地を訪問し、現地の落花生の生育条件、例えば日照、温度、水、土、肥料、遺伝資源、機械化支援、栽培モデルなどについて綿密な調査を行い、ターゲットを絞った計画を打ち出した。
湖南農業大学農学院の呉駿院長は、「アフリカの農業生産・企業の効率性向上の実際の問題を解決する一方で、専門家のサービスの積極性を引き出した今回の協力は、一種のウィンウィンウィンのモデルだ。当学院は今後持続的に注力し、稲、綿花、トウモロコシなどの科学研究チームが国家農業科学技術アフリカ支援行動に積極的に参加するよう強力に促し、アフリカ諸国の農業現代化及び食糧安全の実現を支援する」と述べた。(編集YF)
「人民網日本語版」2024年7月16日
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