大気環境質をモニタリングするスマート無人パトカーが公道走行
人民網日本語版 2024年07月11日15:08
北京経済技術開発区を24時間巡回する無人パトカーはこのほど、新機能が追加された。エリアコントロール、ワンクリックヘルプ、巡回・当直などの機能を発揮するほか、大気質をリアルタイムでモニタリングできる。これは中国全土初の大気環境質を移動しながらスマートにモニタリングする自動運転車だ。北京日報が伝えた。
中国で初めて公道テストを承認された無人パトカーが年初、公道を走行した。無人パトカーは既存の衛星リモートセンシングモニタリングや走行モニタリングなどと相互補完し、24時間休まず運転する。吸入性粒子状物質、微小粒子状物質、窒素酸化物、オゾンなどの気体汚染物など計8つのパラメータをリアルタイムモニタリングを実現し、大気環境質の正確な監視、対応策の策定を後押しする。
スマートコネクテッドカーは人工知能、クラウドコンピューティング、ビッグデータなどの技術の自動車分野における応用の重要な担い手だ。無人パトカーは360度マルチセンサー融合感知が可能で、検出範囲は120mに達し、前方の道をよりはっきり確認することができる。北京企業が独自に開発したコンピューティングプラットフォームは強力な計算力も提供でき、1秒当たりの演算回数は254兆回に達する。これにより、無人パトカーは道路状況に基づきリアルタイムで対応し、走行の安全を保証できる。(編集YF)
「人民網日本語版」2024年7月11日
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