「中国が仁愛礁の生態環境破壊」とのフィリピン側主張に中国が反論

人民網日本語版 2024年07月11日14:40
「中国が仁愛礁の生態環境破壊」とのフィリピン側主張に中国が反論

外交部(外務省)の10日の定例記者会見で、林剣報道官はフィリピン側が「中国が仁愛礁(アユンギン礁)の生態環境を破壊している」と中国を非難した事に関する質問に対し、「仁愛礁は中国の南沙(英語名スプラトリー)諸島の一部だ。中国は南沙諸島のサンゴ礁系及び島・礁周辺の海洋環境を一貫して非常に重視し、的確な保護措置を取ってきた。中国側の発表した報告書は、仁愛礁のサンゴ礁系の破壊を招いた主たる要因が、フィリピン側の不法な軍艦『座礁』及び関連活動であることをはっきりと指摘している。これは客観的事実と科学的調査に基づき得られた結論だ。中国はフィリピン側に対して、仁愛礁に不法に『座礁』させた軍艦を撤去し、仁愛礁の生態環境に対する持続的破壊をやめるよう要求する」とした。(編集NA)

「人民網日本語版」2024年7月11日

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