外交部「国際法に反して南中国海の平和と安定を害した挑発者が誰かは一目瞭然」
人民網日本語版 2024年03月07日09:31
外交部の毛寧報道官は6日の定例記者会見で、米国務省と国防総省の報道官による仁愛礁に関連する発言についての記者の質問に答えた。
毛報道官は「仁愛礁は中国の南沙諸島の構成部分だ。中国は仁愛礁を含む南沙諸島とその周辺海域に対して争う余地のない主権を有している。これは長期にわたる歴史の過程の中で形成されて確立されたものであり、国連憲章を含む国際法に合致する」と述べた上で、「中国海警が法に基づいて仁愛礁におけるフィリピンの権利侵害挑発行為に対して必要な法執行の措置を講じたことは正当で合法的だ。この措置は専門的で自制あるもので、非難の余地はない」と強調した。
毛報道官は、「今回の件で挑発して事態を起こしたのはいったい誰か、国際法に違反して南中国海の平和と安定に危害を加えたのは誰か。事実と真相は一目瞭然だ。米国務省は事実を顧みず、白黒を転倒し、中国の正当で合法的な権利保護行動を理由なく攻撃し非難した。米国はともすれば『米比共同防衛条約』の履行で中国を脅し、フィリピンの権利侵害挑発行為を後押ししている。中国はこれに断固として反対する。フィリピンや一部の国がただ一つのよりどころとする南中国海仲裁案のいわゆる裁定は、『国連海洋法条約』を含む国際法に厳重に違反しており、完全に不法であり、無効だ」とした。
「中国国際放送局日本語版」より 2024年3月7日
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