中国の仁愛礁近隣海域に米艦が侵入 南部戦区がコメント

人民網日本語版 2023年12月04日15:19

中国人民解放軍南部戦区の田軍里報道官は4日、「米沿海域戦闘艦(LCS)『ガブリエル・ギフォーズ』が12月4日、中国政府の同意を得ずに、中国の南沙(英語名スプラトリー)諸島の仁愛礁(アユンギン礁)近隣海域に不法侵入したため、中国人民解放軍南部戦区が海上兵力を派遣し、全行程で追跡・監視・警戒にあたった。米側の意図的な南中国海の撹乱、中国の主権と安全への重大な侵害、地域の平和と安定の深刻な破壊、国際法と国際関係の基本準則への重大な違反行為は、米国が南中国海の平和と安定にとって最大の脅威であることを存分に示している。中国は南中国海諸島及びその周辺海域に対して争う余地のない主権を有しており、戦区部隊は常に高度の警戒態勢を維持し、国家の主権と安全及び南中国海地域の平和と安定を断固として守る」と表明した。(編集NA)

「人民網日本語版」2023年12月4日

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