黄岩島近隣海域への比艦船の不法侵入について南部戦区報道官が談話

中国の黄岩島（スカボロー礁）近隣海域にフィリピン海軍のフリゲートが不法侵入した件について、南部戦区の田軍里報道官が30日、談話を発表した。

田報道官は「10月30日、フィリピンのフリゲート39が中国政府の許可を得ぬまま中国の黄岩島近隣海域に不法侵入した。中国人民解放軍南部戦区は海空の部隊を派遣し、法に基づいて追跡、監視、警告、阻止、管制行動を取った。フィリピン側の行為は中国の主権への重大な侵害、国際法及び国際関係の基本準則への重大な違反であり、誤った判断を極めて容易に招くものだ。我々はフィリピン側に対して、直ちに権利侵害と挑発を止め、事態の一層のエスカレーションを確実に回避するよう求める。戦区部隊は常に高度の厳戒態勢を敷き、国家の主権と安全及び南中国海地域の平和と安定を断固として守る」とした。（編集NA）

「人民網日本語版」2023年10月31日