中国のデジタル技術、タイのドリアン栽培をサポート

人民網日本語版 2024年06月13日16:31

タイは世界の主要なドリアン生産・輸出国の一つで、毎年大量のドリアンが中国に輸出されている。中国農業農村部(省)対外経済協力センターは2023年にタイでスマート農場一体化発展計画を開始するとともに、タイで試験的なスマート果樹園を開始した。果樹園の生産側、産業チェーン、製品マーケティングのデジタル開発を推進し、農産物の品質を高め、現地の農業の生産効率と利益率を向上させ、中国とタイなどのASEAN諸国の農産物貿易協力を促進するように、対中輸出の高いポテンシャルと価値を持つドリアンを試験的な製品として選んだ。新華社が伝えた。

果樹園オーナーのケサイさん(32)のドリアン果樹園は、試験的なスマート果樹園の 1 つだ。その中で、中国が設置した気象、水位、土壌水分モニタリングなどのIoT(モノのインターネット)設備が、ドリアンの科学的な栽培と果実の品質向上にデータサポートを提供している。

同センターはタイ産ドリアンのより良い中国市場開拓を支援するため、淘天集団と協力し従来的な果物販売をインターネットや新小売と結びつけ、オンライン販売ルートを切り開き、ライブ配信スタジオを開設し、オンラインライブ配信を開催している。(編集YF)

「人民網日本語版」2024年6月13日

注目フォトニュース

関連記事