日本人学者が中国に細菌戦の歴史資料を寄贈 中国外交部「歴史の真相を明らかにする勇気を称賛する」
人民網日本語版 2024年06月13日15:37
外交部(外務省)の12日の定例記者会見で、林剣報道官が日本人学者による細菌戦歴史資料寄贈について質問に答えた。
【記者】日本の学者の松野誠也氏と奈須重雄氏がこのほど、浙江省義烏市にある義烏市公文書館と中国侵略日本軍細菌戦史実(義烏)陳列館に対し、細菌戦に関する歴史資料を大量に寄贈し、「日中友好、日中は二度と戦わない」とのメッセージを寄せた。これについてコメントは。
【林報道官】第二次世界大戦中、中国侵略日本軍は国際法に公然と違反し、中国国民に対して細菌戦を発動し、人体実験を行い、人道に対する大きな罪を犯した。今回寄贈された資料は、日本軍国主義が細菌戦を発動した事実には動かぬ証拠があり、否認や言い逃れはできないことを改めて示した。
私たちは、歴史の真相を明らかにし、これに直面する日本国内の識者の勇気を称賛する。日本は日本軍国主義の侵略の歴史を正視して深く反省し、歴史を鑑とし、過去の過ちを繰り返さないようにすべきだ。(編集KS)
「人民網日本語版」2024年6月13日
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