外交部「国際社会による『一つの中国』原則の堅持は揺るがない」

人民網日本語版 2024年05月22日14:42
外交部「国際社会による『一つの中国』原則の堅持は揺るがない」

外交部(外務省)の汪文斌報道官は21日の定例記者会見で、「このところ、多くの国々の政府要人や国際機関のトップが『一つの中国』原則の厳守という正義の声を相次いで上げていることは、『一つの中国』原則が人々の求めるものであり、大義であることを示している。『一つの中国』原則の堅持という国際社会の共通認識は揺るがない」と表明した。

汪報道官は「カザフスタンのトカエフ大統領は、『一つの中国』原則を揺るぎなく堅持するというカザフスタンの立場は永遠に変わることがないと表明した。ウズベキスタンのミルジヨエフ大統領は、台湾地区の選挙は中国内部の事であり、他国には干渉や指図をする権利はなく、『一つの中国』原則を揺るがず遂行するというウズベキスタンの立場は永遠に揺らぐことがないと表明した。キルギスのジャパロフ大統領は、台湾地区、新疆維吾爾(ウイグル)自治区関連、香港特別行政区関連、西蔵(チベット)関連の問題における中国側への揺るぎない支持を表明した。パキスタンのザルダリ大統領は、パキスタンは『一つの中国』原則を揺るぎなく遂行し、台湾地区が中国領土の不可分の一部であるという点には疑いの余地がないと表明した。ベネズエラのマドゥロ大統領は、世界に中国は一つしかなく、国連中心の国際体制においても中国は一つしかないことは疑う余地のない事実であり、『一つの中国』原則の破壊を愚かにも目論むいかなる行為も失敗する運命にあると表明した。キリバスのマーマウ大統領兼外相は、国家の統一と主権及び領土の一体性を維持する中国の正しい立場を支持するとともに、国連総会2758号決議を厳守すると表明した。第33回アラブ連盟首脳会議は、『一つの中国』原則の厳守を再確認する決議を採択した。ガイアナのフィリップス首相は、台湾地区による、主権国家のみが加盟できるいかなる国際機関への加盟も、国際会議への参加も支持しないと表明した。トンガのフアカヴァメイリク首相は、トンガは『一つの中国』原則を厳守し、国連総会2758号決議を断固として支持すると表明した。ロシアのラブロフ外相は、台湾問題においてロシアは中国の国家統一の実現を支持し、この立場は非常に明確だと表明した。セルビアの外相は、台湾問題においてセルビアの政策はただ1つ、すなわち友好的で兄弟のような中国の主権及び領土的一体性は不可侵であり、セルビアは『一つの中国』原則を断固として支持し、中国の全ての国境線を承認し、どのような方法による台湾問題の解決も中国自らの事だと考えていると表明した。スリランカのアベイワルデナ国会議長、ボツワナのスケレマニ国民議会議長、ラオスのサルムサイ副首相兼外相、パレスチナ大統領府、イラン外務省、及び国連ジュネーブ事務局事務局長、ウィーン事務局事務局長、国連貿易開発会議(UNCTAD)事務局長、国際原子力機関(IAEA)事務局長、世界知的所有権機関(WIPO)事務局長、国際赤十字・赤新月社連盟(IFRC)事務局長、サウスセンター事務局長、上海協力機構(SCO)事務総長らは、『一つの中国』原則を堅持し、国連総会2758号決議を遵守し、いかなる形の『台湾独立』分離行為にも反対すると公に重ねて表明した」とした。(編集NA)

「人民網日本語版」2024年5月22日

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