黒竜江省初の超大規模スマート計算プロジェクトが建設へ

黒竜江省鶏西市政府と海南怡和中能実業投資有限公司は11日、「スマート計算力＋」プロジェクト投資契約書に調印した。これは投資総額140億元（1元は約21.6円）のプロジェクトが鶏西で建設されることを示している。科技日報が伝えた。

うちスマート計算センタープロジェクトの投資総額は50億元で、敷地面積は約6.7ヘクタール、工期は2024−25年。プロジェクトは、アルゴリズム開発及びクラウドサービスセンターなどを含むスマート計算力産業パークの建設を計画しており、建設規模は5000P以上。スマート基盤モデルトレーニング、推理及びアルゴリズム開発、クラウドサービス、デジタルツイン、スマートシティ、鉱山の安全性などの応用サービスを実施する。

プロジェクトの完成・稼働後、鶏西スマート計算センターのクラスター規模と計算力規模は中国トップ10に入る。また同計算力センターは計算力を提供した上で、騰訊（テンセント）クラウド、燧原科技、鋭捷網絡など複数のAI及びハイテクエコシステム企業を導入し、整ったエコシステムを形成し、鶏西市の新たな質の生産力と未来産業の発展にエンパワーメントする。また企業は関連するクリーンエネルギープロジェクトに投資し、スマート計算センターにグリーン電力を供給する。（編集YF）

「人民網日本語版」2024年5月14日