中国1-3月の外資系企業新規設立数が前年比20.7%増
人民網日本語版 2024年04月22日15:39
商務部(省)が19日に発表した最新のデータによると、今年第1四半期(1-3月)に中国で新たに設立された外資系企業は前年同期比20.7%増の1万2086社に達し、実行ベース(人民元、以下同)外資導入額は同26.1%減、2023年第4四半期(10-12月)比41.7%増の3016億7000万元(1元は約21.4円)だった。
業界別に見ると、1-3月期には中国のホテル・飲食業の外資導入額の成長率が最も高く、84.7%に達した。2位は建設業で17.5%だった。ハイテク製造業の外資導入額は377億6000万元に上り、同期の外資導入額に占める割合は同2.2ポイント上昇して12.5%になった。そのうち医療機器・器具製造業の外資導入額は同169.7%増だった。
投資元国・地域を見ると、同期にはドイツからの投資が同48%増、ASEANからが同5.8%増だった。
同部外国投資管理(局)の責任者・吉小楓氏は同日に行われた記者会見の中で、「前年同期には、中国の外資導入額が四半期として過去最高水準に達しており、今年第1四半期の外資導入額が減少したのは比較の対象となる前年同期の基数が高かったことの影響によるものだ。外資系企業による投資はプロジェクト契約、企業登録から、工事完了、生産開始まで一連のプロセスをたどるのが一般的であり、その過程でプロジェクト建設の進捗に応じて継続的に投資が行われるのであり、データが変動するのもよく見られることだ。新規設立企業数の増加にはバロメーターとしての役割があり、将来の投資の実現をある程度支えることになる」と述べた。(編集KS)
「人民網日本語版」2024年4月22日
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