中国1-11月の外資系企業新規設立数、前年同期比36.2%増に
人民網日本語版 2023年12月22日14:45
商務部(省)が21日に発表した最新のデータによると、今年1-11月に中国で新たに設立された外資系企業は前年同期比36.2%増の4万8078社に上り、実行ベース外資導入額は同10.0%減の1兆403億3000万元(1元は約19.9円)だった。
業界別に見ると、1-11月の中国ハイテク製造業の実行ベース外資導入額は同1.8%増となった。そのうち医療機器類及び計器類製造業は同27.6%増、電子及び通信設備製造業は同5.5%増となった。サービス業の実行ベース外資導入額は同15.9%減の7087億元となった。ハイテク産業の資金導入額は3866億5000万元で、同期の中国の実行ベース外資導入額に占める割合が37.2%となり、2022年より1.1ポイント上昇した。
投資元国を見ると、同期には英国とフランスからの実行ベース外資導入額が激増した。成長率は英国が93.9%、フランスが93.2%に達した。
同部の束珏婷報道官はさきに、「経済の要因や経済以外の要因など複数の要因が重なり合った影響で、今年に入ってから中国の実行ベース外資導入額には一定の変動が見られた。しかし中国の資金導入構造は最適化を続け、ハイテク産業の占める割合が上昇し、外資系企業の中国への投資熱が冷めることはなかった」との見方を示している。(編集KS)
「人民網日本語版」2023年12月22日
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