黄河流域で建設中の標高が最高で発電設備容量最大の水力発電所が発電開始
人民網日本語版 2024年04月02日13:27
瑪爾攩水力発電所の1基目・5号機が1日、正式に系統接続・発電開始した。同発電所は青海省海南蔵(チベット)族自治州同徳県と果洛蔵(ゴロク・チベット)族自治州瑪沁県の境界を流れる黄河本流に位置する。プロジェクト所在地の平均標高は3300m、総発電設備容量は232万kW、黄河流域で建設中の標高が最も高く、発電設備容量が最大の水力発電プロジェクトだ。国及び青海省の重点エネルギープロジェクトで、また国の「西電東送」(西部地域で発電した電力を東部地域に送電すること)と「青電入豫」(青海省で発電した電力を河南省に送電すること)の基幹電源所でもある。同発電所は2024年12月にフル稼働を実現する予定。新華網が伝えた。
国家エネルギー集団青海瑪爾攩公司の李紅心副社長は取材に、「同発電所がフル稼働した後の年平均発電量は73億400万kWhを予定。年間電力消費量が4000kWhの182万5000世帯分の電力需要を賄える。毎年の標準石炭消費を約220万トン、二酸化炭素排出を約816万トン、二酸化硫黄排出を約3万400トン削減できる」と述べた。(編集YF)
「人民網日本語版」2024年4月2日
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