天津浜海新区449プロジェクト着工・再開 投資総額5871億元
人民網日本語版 2024年03月04日14:19
天津浜海新区によると、同区はこのほど2024年第1四半期(1-3月)の重点プロジェクト着工・再開イベントを開催した。プロジェクトは計449件、投資総額は5871億元(1元は約20.8円)、優位性ある産業、新興産業、現代型サービス業、インフラなど複数の分野をカバーしている。
同区にある中国・シンガポール天津エコシティの北部で行われている天津中環情報産業集団有限公司の太陽電池一期プロジェクトは、年間設計生産能力は8GWの高効率N型TOPCon太陽電池で、約1400人の雇用を生み出すという。
天津経済技術開発区の現代産業パークでは、広東鴻図科技股份有限公司の自動車軽量化スマート製造華北拠点一期プロジェクトの建築面積が4万1923平方メートルに上り、自動車のパワートレイン(エンジン、トランスミッション)、新エネルギー自動車類製品(電池、モーター、電気制御、自動車の車体・車台の部材)の製造が行われる予定だ。プロジェクトが稼働が開始すれば、各種の精密アルミニウム合金ダイカストを年間1万2000トン製造することが可能になる。
天津港保税区での液体空気天津水素エネルギー供給拠点プロジェクトは、敷地面積が7万2000平方メートルに達する。一期プロジェクトが完成すれば、年間生産能力は3000トンに達し、保税区ですでに稼働している渤化集団の水素製造ステーションと連携すれば、将来的にこのエリアの年間水素生産量は4600トンを突破し、天津地区の水素利用ニーズの約70%をまかなえる。(編集KS)
「人民網日本語版」2024年3月4日
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