厦門発の高速列車に「キッズコーナー」登場

人民網日本語版 2024年02月02日11:03

1月29日午後、厦門(アモイ)から上海に向かった高速列車G1654号の食堂車である9号車には臨時「キッズコーナー」が設置され、乗務員のサポートの下、子供たちがゲームをして遊び、車内には楽しそうに遊ぶ子供たちの笑い声が響いていた。同コーナーは保護者の付き添いがあれば、誰でも楽しいゲームをしたり、おもちゃで遊んだり、本を読んだりすることができる。新華社が報じた。

「キッズ車両」を設置するのではなく、現有のスペースをうまく活用して臨時の「キッズコーナー」を設置することで、子供連れの乗客のニーズを満たすと同時に、その他の乗客の乗車体験も向上している。

中国鉄路南昌局集団有限公司福州客運輸区間・厦門高速列車チームの「95後(95-99年生まれ)」の雷燕列車長によると、「子供がうるさいというクレームが寄せられたことがある。特に幼い子の場合、言い聞かせておとなしくしてもらうというのはなかなか難しい。時にはそれが原因で、乗客間にトラブルが起きることもある」という。そのため、今年の春運(春節<旧正月、2024年は2月10日>期間の帰省・Uターンラッシュに伴う特別輸送体制)前に、雷列車長は、他の乗務員と共にアイデアを出し合い、長距離列車の食堂車の一部を改造して「キッズコーナー」を設置して、全ての乗客の乗車体験を向上できるよう取り組むことにした。

今年の春運期間中、北京、上海、南京に向かう厦門発の16両編成の高速列車に「キッズコーナー」が設置されており、子供連れの乗客が利用できるようになっている。(編集KN)

「人民網日本語版」2024年2月2日

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