見どころは古い街並み、山と海の魅力あふれる都市――泉州

泉州は山と海の資源に恵まれている。写真は崇古城景勝地。

福建省泉州市は古くて新しい活気にあふれた都市だ。古い街並みが見どころで、山と海の魅力にあふれる泉州は、山を背にして海に臨み、山と海の良いところを兼ね備え、各県（市・区）には広々とした空間と、数え切れないほどの素晴らしいスポットがある。泉州網が伝えた。

世界遺産に認定された泉州の中核は古い街並みだ。22ヶ所の構成遺産のうち、8ヶ所が鯉城区に集中し、泉州の古い街並み全体が世界遺産保護のため周囲に設けられる利用制限区域「バッファーゾーン」となっている。千年の時を経て伝わる、かつての味わいを今に残した都市の風貌、建築形式、大通りと路地のたたずまい、独自の特色にあふれた民間の風俗、伝統文化、宗教文化は、どれも古い街の縦横に交錯する173本の大通り・路地の中に良い状態で残されている。そのため、泉州に来たらぜひとも古い街並みの大通りや路地を歩くべきだ。

泉州は歴史と文化にあふれた都市でありながら、今も生き生きと躍動する点がより得がたい魅力だ。そのため多くの観光客が心の中で、都市をそぞろ歩く「シティウォーク」こそ古い泉州の街を知る最良の方法だと考えている。この壁や垣根のない博物館をゆったり歩くと、泉州の歴史・文化、都市の景観、特徴的なグルメと実際にふれあうことができる……ここでは千年間にわたり、中原文化、閩南文化、華僑文化、「海上シルクロード」文化が出会い、幾重にも積み重なり、相互に交わって、独自の文化を織りなしてきた。

泉州は全国でも有名な「芝居の街」だ。伝統演劇の「泉州南音」、「梨園戯」、操り人形劇「木偶戯」などの伝統芸能が上演されるほか、大型の没入型特別公演「遇見泉州」（泉州に出会う）なども観光客の訪れを待っている。（編集KS）

「人民網日本語版」2024年1月24日