安徽省、スマート化が家電産業成長の新たな原動力に
人民網日本語版 2023年11月16日11:16
ディスプレイ搭載で動画を見ながら料理ができるガスコンロ、紫外線で除菌できる上にふんわりと乾燥させる衣料品ケア装置、カメラ搭載でランニングの姿勢を随時注意するトレッドミル……。家電産業が盛んな安徽省ではますます多くのスマート家電とスマートホーム用品が世代交代し、産業チェーンの成長を促す新たな原動力になっている。経済参考報が伝えた。
安徽省経済・情報化庁の統計によると、安徽省の家電産業は現在までに230種以上のスマート家電(ホーム用品)を擁し、家電の新製品は900種近くにのぼる。全省の今年1−9月の家電産業の売上高は前年同期比5.1%増の1389億1000万元(1元は約20.9円)だった。
家電産業は合肥市で初めて生産高が1000億元を突破した産業だ。合肥視源領行電子科技有限公司では、よく見かけるガスコンロ、冷蔵庫、トレッドミル、クローゼットなどの家電、ホーム用品に続々と新機能が搭載されるようになった。視源股份生活電器事業グループ長の王琪峰氏は、「例えばこのガスコンロにディスプレイを搭載すると、動画を見ながら料理ができるようになる。一方で、衣料品ケア装置はクローゼットであるだけでなく、除菌、除湿、乾燥ができ、香りもつけられる」と述べた。
スマート家電(ホーム用品)産業は安徽省の10大新興産業の一つだ。安徽省の2022年の冷蔵庫、洗濯機、エアコン、テレビの4大製品の生産台数は8896万2000台。全国の3台の冷蔵庫、4台の洗濯機、5台のエアコンのうち1台は「安徽製」で、合肥、蕪湖、滁州を中心とする産業クラスターが形成されている。(編集YF)
「人民網日本語版」2023年11月16日
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