北京で6日から集中暖房の供給開始

寒気の影響で、中国北方エリアの気温が連日降下しているのを受け、市民が暖かく過ごすことができるようにと、北京市は協議を経て5日夜に、集中暖房供給を6日0時から開始することを発表した。

北京市ではすでに長年、「気温次第で集中暖房の供給を開始する」という方針を実行している。6日から始まるのは、実際には集中暖房の試験的な供給で、供給システムにお湯を流した状態で調整、点検、修理が行われ、本格的な供給が始まった際に、室内の温度が基準に達するよう確保することを目指す。

6日の北京は強風で肌寒い1日に 夜間には氷点下も

今月6日は、13.9－20.7m/sの風が吹き荒び、予想最高気温は10度と寒い1日になりそうだ。夜は最低気温が氷点下まで下がると予想されている。また、強風と寒波警報が発令されているため、外出する際は、風対策と寒さ対策を心掛けよう。

7日と8日は、北京は晴れ時々曇りとなり、気温は下げ止まりとなって、最高気温は10度、最低気温は0－1度となると予想されている。

気象当局は、風の強さから体感温度がさらに下がるため、風対策と寒さ対策をして、風邪をひかないように注意するほか、外出する際は、交通の安全と高所からの落下物などに注意するよう、市民に呼びかけている。（編集KN）

「人民網日本語版」2023年11月6日