中国初の1万m科学調査井の掘削深度が8000mを突破

中国石油天然ガス集団有限公司塔里木（タリム）油田が26日に明らかにしたところによると、「深地塔科1井」の掘削深度が8000mを突破し8056mに達し、全面的に高難易度地層掘進の段階に入った。新華社が伝えた。

タクラマカン砂漠の奥地に位置する同井は目標掘削深度が1万1100mで、掘進開始から5ヶ月にわたり、中国の油ガス井掘削に関する複数の記録を更新してきた。

塔里木盆地は中国最大の油ガス含有盆地で、その埋蔵深さが6000m以上の石油資源と天然ガス資源はぞれぞれ中国全土の83.2％と63.9％を占めており、中国最大の深地油ガスの集中エリアだ。（編集YF）

「人民網日本語版」2023年10月30日