国防部「北京香山フォーラムの参加者数は過去最多に」

国防部（省）の26日午後の定例記者会見で、呉謙報道官が北京香山フォーラムに関する質問に答えた。国防部ウェブサイトが伝えた。

【記者】国防部報道官は先月の定例記者会見で、第10回北京香山フォーラムが10月末に北京で開催されることを発表した。フォーラムの準備状況について、さらに教えていただきたい。

【呉報道官】10月25日現在で、ロシア、米国、英国、サウジアラビア、イラン、ブラジル、インドネシア、ベトナム、カンボジア、フィジーなど90以上の国・地域、国際機関の公式代表団の出席が確認されている。このうち国防相級及び軍参謀総長級の代表は30人余りで、ASEAN事務総長、赤十字国際委員会副総裁、アジア信頼醸成措置会議（CICA）事務局長、上海協力機構（SCO）顧問、駐中国アラブ連盟代理公使など、国際・地域機関の代表も参加する。参加者の数は過去最多、クラスも過去最高であり、特に発展途上国、国際・地域機関の参加度が大幅に高まった。

今回のフォーラムは、グローバル安全保障イニシアティブに焦点を合わせ、4つの全体会議と8つの分科会を開催。さらに「ハイエンド・ダイアローグ」「国内外専門家ダイアローグ」「国内外青年将校・学者シンポジウム」などを開催するとともに、特色ある見学イベントも開催して、世界の平和と安寧の促進のために知恵を捧げる。フォーラムの準備はほぼ整っており、国内外の来賓の到着を歓迎する。（編集NA）

「人民網日本語版」2023年10月27日