大学が車いすを使う新入生に「バリアフリー寮」を準備　重慶

改造後の学習机（撮影・王礼淵）。

重慶市城市科技学院はこのほど、ある学生のために学生寮を改造し、特別な「新学期プレゼント」を贈呈した。中国新聞網が伝えた。

脊髄損傷によって麻痺の後遺症が残った女子学生・張蕊さんが新学期に迎えるにあたり、張さんのキャンパスライフや学習に便宜を図るために、同校の後方支援・安全管理所の職員は、張さんの母親と連絡を取ってプランを策定し、8日間かけて、入り口の敷居撤去、ベッド交換、洗面台とシャワー室の改造、トイレの手すり設置など十数項目の改造を行い、彼女のためにカスタマイズされた「バリアフリー対応学生寮」を完成させた。（編集KM）

「人民網日本語版」2023年10月16日