中秋節・国慶節8連休のうち6日間で海南離島免税売上高が10億元を突破

中免集団海口国際免税城の外観（9月29日、撮影・蒲暁旭）。

中秋節（旧暦8月15日、今年は9月29日）と国慶節（建国記念日、10月1日）に伴う9月29日から10月6日までの8連休期間中、海南離島免税ショッピングが引き続き人気を集めた。同省の海口税関のまとめた統計によると、8連休のうち6日間（9月29日から10月4日まで）で、海口税関が監督管理を行った離島免税ショッピング売上高は、2022年同期比94.2％増の10億1000万元（1元は約20.35円）となり、離島免税ショッピング利用者は同120％増の延べ13万人に達した。新華社が伝えた。

また統計によると、連休6日目にあたる10月4日の海口税関が監督管理を行った離島免税ショッピング売上高は、2022年10月6日（連休6日目）比294％増の2億200万元に達した。連休から帰途に就くピークの到来に伴い、海南離島免税の1日あたり売上高は今後も急速に高まりを見せると予想されている。

中秋節・国慶節8連休において、海南離島免税ショッピングのポテンシャルをさらに高めるため、海南省の各離島免税ショップでは、祝日のショッピングイベント体験を豊かにしているほか、大々的な販促イベントを展開し、新商品や一級品の販売、没入型のショッピングシーンを打ち立てるといった多方面における取り組みを行うことで、離島免税ショッピングの消費意欲を高めている。

世界最大規模の単体免税ショップとなる中免集団海口国際免税城は「免税+文化・旅行」をターゲットに、海口同程音楽生活フェスティバルと手を結び、インタラクティブなマーケティングスタイルに革新することで、歌手のファン特典サービスや、無料シャトルバスでの送迎、くじ引き抽選といった多くの優待サービスを打ち出し、各地からの観光客を惹きつけた。また三亜海旅免税城とオンライン・オフラインで協力することで、高い割引率や獲得ポイントアップといった優待サービスを打ち出している。

中秋節・国慶節8連休中、海口や三亜、儋州などでは政府の消費クーポン支給を引き続き行うことで、免税ショッピングの勢いを再び盛り上げるサポートをしている。そして「クーポンをゲットしてからショッピング」が多くの消費者にとっての選択肢となっている。この他にも、商品の受け取りスタイルをさらに多様化させることで、観光客の免税ショッピング人気を大幅に高めている。商品の受け取りは空港や鉄道駅、港などの指定エリアだけでなく、郵送や島内住民が帰島するタイミングでの受け取り、「デポジットによる即受け取り」や「購入してその場で受け取り」といったスタイルから選ぶこともできるようになっている。（編集TG）

「人民網日本語版」2023年10月6日