中秋節に蘇州刺繍グッズが大人気 若い消費者が過半数を占める

人民網日本語版 2023年09月27日16:04

蘇州刺繍は江蘇省蘇州市を起源とし、中国の無形文化遺産の一つだ。中秋節(旧暦8月15日、今年は9月29日)の連休を控え、蘇州刺繍製品も一年で最も売り上げが伸びるシーズンを迎えた。最近は伝統的な手工芸品だけでなく、スマホカバー、腕時計、ネックレス、ノートなど中秋節限定の蘇州刺繍グッズも人気を集めている。

蘇州市にある刺繍芸術館の責任者の張黎星さんは、「私たちの一部の革新的な作品は若年化、ファッショナブル化しており、幅広い人気がある。現在は繁忙期で、一ヶ月の売上高がオンラインとオフラインを合わせると100万元(1元は約20.4円)前後になる見込みだ」と話す。

同市の蘇州ハイテク区鎮湖街道(エリア)刺繍芸術協会の裘星秘書長は、「現在、若年層の消費が消費層全体の半分以上を占めるようになり、毎年の売り上げも年々増加している。昨年を例にすると、私たちの刺繍グッズの売り上げは14億元に達した」と述べた。

(編集KS)

「人民網日本語版」2023年9月27日

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