外交部「『台湾独立』分裂分子のいかなる名目や理由による訪米にも断固反対」

人民網日本語版 2023年08月04日11:32

外交部(外務省)の報道官は3日、中国の台湾地区の頼清徳副指導者が「トランジット」で訪米する計画について質問に答えた。

【記者】台湾地区の民進党当局が2日、頼清徳氏がパラグアイで同国の大統領就任式に出席するため、12日に台湾地区を出発し、往路でニューヨーク、復路でサンフランシスコに「立ち寄る」と発表したとの報道について、コメントは。

【報道官】中国は、米国と台湾地区間のいかなる形の公的な交流にも断固として反対し、いかなる名目、いかなる理由であれ「台湾独立」分裂分子が訪米することに断固として反対し、米側が「台湾独立」分裂分子及びその分離独立行為をいかなる形で黙認・支持することにも断固として反対する。

台湾問題は中国の核心的利益の中の核心であり、中米関係における越えてはならないレッドラインである。中国は米国に対して、「一つの中国」原則及び中米間の3つの共同コミュニケの規定を厳守し、「台湾独立」を支持しないとの米国指導者の約束を的確に履行し、台湾地区との公的な交流を止め、米国と台湾地区の関係の実質的な格上げを止め、「台湾独立」分裂勢力に誤ったシグナルを送るのを止めるよう促す。頼清徳氏の「トランジット」による訪米を手配してはならない。中国は事態の推移を緊密に注視し、国家の主権及び領土的一体性を守るために力強い措置を講じる。(編集NA)

「人民網日本語版」2023年8月4日

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