習近平中共中央総書記(国家主席、中央軍事委員会主席、中央改革全面深化委員会主任)は7月11日午後、中央改革全面深化委員会第2回会議を開催し、議長を務めた。
習総書記は会議で、「より高い水準の開放型経済新体制を構築することは、我々が開放で改革を促し、発展を促すための主体的な戦略措置であり、サービスをめぐって新たな発展の形を構築し、制度型開放を重点として、投資や貿易、金融、イノベーションなど対外交流協力における重点分野に焦点を当てて体制・メカニズム改革を深化させ、関連する政策措施を整備し、積極的かつ主体的に我が国の対外開放を新たな水準まで引き上げる必要がある。農業・農村の現代化実現と農業強国建設という戦略目標に重きを置き、農民と土地の関係を主軸に、農業・農村の発展における不足点の補強を加速させ、社会主義現代化国家の全面的建設のためにしっかりとした基盤を築く必要がある。我が国の生態文明建設がすでにCO2排出量削減を重点とした戦略方向へと移行する重要な時期にあることに立脚し、エネルギーの消費量と強度に対する管理から、二酸化炭素排出の総量と強度に対する管理制度へと徐々に移行していく必要がある。大学教員と科学研究者の給与分配制度改革の推進を、教育と科学技術、人材事業発展を統一的に推進するための重要な足掛かりとし、イノベーションの活力を活性化でき、知識価値指向で、管理規範が有効で、保障とインセンティブ効果を両立させた給与制度を徐々に確立し、高等教育機関と科学研究院・研究所のイノベーション・創造活力をさらに活性化させていく必要がある。国の石油・天然ガス安全保障能力向上という目標をめぐり、石油・天然ガス体制に存在する際立った問題に的を絞り、石油・天然ガス業界における川上・川中・川下の体制メカニズム改革を積極的かつ着実に推進し、安定的で信頼できる供給を確保する必要がある。電力体制改革を深化させ、クリーン・低炭素、安全で余裕があり、経済的効率が高く、需給が協同し、柔軟でスマートな新型電力系統の構築を加速させ、エネルギー生産・消費革命をより良く推進し、国のエネルギー安全保障を深化させる必要がある」と強調した。(編集AK)
「人民網日本語版」2023年7月12日