李強総理は17、18両日に山東省を視察し、「習近平氏を核心とする中共中央の現在の経済運営をしっかりと行うことに関する決定・方針を深く貫徹・実行し、実体経済を支えとする現代的産業システムの構築を加速し、より的を絞った措置を講じて内需を拡大し、外需を安定させ、経済運営の持続的な回復と好転の推進に努める必要がある」と強調した。新華社が伝えた。
李総理は濰坊市にある歌爾集団と濰柴集団を訪れ、工場や研究所で製品や部品を視察し、会社の状況について説明を受け、主業に力を入れ、イノベーションを続ける企業の方針を肯定し、しっかりと製品を作り、技術力を高めるよう激励した。
李総理は「実体経済は我が国の経済の生命線だ。先進的製造業集団の発展に力を入れ、伝統的産業の改造とアップグレード及び戦略的新興産業の育成と強大化を統合的に計画し、しっかりと力を入れ、産業のミドルレンジ・ハイエンド化を推進する必要がある」と強調した。
李総理は金宝汽車城で自動車販売店を訪れ、新エネルギー車の販売状況を視察し、「新エネルギー車市場には広大な成長の余地がある。購入・使用支援政策を最適化し、充電ステーションなどインフラの整備を加速し、新エネルギー車の消費の潜在力をさらに発揮させる必要がある」と強調した。
また、李総理は青島市で中国・上海協力機構地方経済貿易協力モデル地区を視察し、モデル地区の建設状況について報告を受けた。李総理は「『一帯一路』（the Belt and Road）国際協力の新たなプラットフォームを築くべく努力し、協力分野を拡大し、資源の連結と強みによる相互補完を強化し、共同で互恵・ウィンウィンを実現する必要がある」と指摘した。（編集NA）
「人民網日本語版」2023年5月19日
