中国商用飛機が開発した中国国産大型旅客機C919が今月8日、海南省の三亜鳳凰国際空港(以下、「三亜空港」)に初登場した。同日午前11時43分、「上海浦東-三亜-哈爾浜(ハルビン)」を結ぶ長距離検証飛行で飛行してきたC919が三亜空港の滑走路に無事着陸すると、同空港は敬意や歓迎を表すべく、「ウォーター・サルート」で迎えた。人民網が報じた。
三亜空港は、C919の主要飛行ルートに組み込まれているほか、長距離運航能力をテストする試験用空港の一つともなっている。今回の飛行では、ディスパッチャーによる飛行計画、許可、旅客の搭乗、パイロットの操作を含む運行の全ての過程がシミュレーションされ、C 919の商業運行の安全性が確認された。(編集KN)
「人民網日本語版」2023年2月10日