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【第20回党大会第1回記者会見】外資系企業の投資への懸念に回答 発展改革委が3つの「変わらず」を提起

人民網日本語版 2022年10月18日15:53

10月17日午前、中国共産党第20回全国代表大会(第20回党大会)プレスセンターは第1回記者会見を行なった。その中で、新発展理念を徹底し、新発展構造を構築し、質の高い発展を推進して、中国式現代化による中華民族の偉大な復興を全面的に推進することに関する状況を説明するとともに、記者からの質問に答えた。

国家発展改革委員会の趙辰昕副主任は外資系企業の中国への投資に注目する問題に答える中で、「中国の高い水準の開放を拡大するとの決意は変わらず、世界と発展のチャンスを共有するとの決意は変わらず、経済グローバル化がより開放的、包摂的で、あまねく恩恵のある、均衡ある、ウィンウィンの方向へ発展するよう推進するとの決意も変わることがない」と強調した。

趙氏は会見で、中国が新たな外資系企業の投資プロジェクトの承認・奨励に対してどのような考えや計画があるかについて、「年初以来、中国の外資誘致は何重もの困難を克服し、安定の中での増加、安定の中での質向上という明らかな成果を上げた」と説明した上で、今年1-8月の中国の外資誘致などのデータを列挙し、「全体として、多国籍企業は中国への投資に信頼を抱き、中国市場は長期的に見通しが明るいと考えている」と述べた。

趙氏は、「中国の外資誘致は新たな情勢に直面している。党中央の決定と計画を踏まえて、中国は関係各方面とともに高い水準の対外開放を推進し、外資誘致の政策への力の入れ具合を強め、質の高い発展を促進し、国内と国際的な2つの循環『双循環』をスムーズにするという外資の積極的な役割をよりよく発揮させる」と述べた。

趙氏は3つの措置を紹介した。(1)外資系企業の投資の奨励にさらに力を入れる(2)重要な外資プロジェクトの実施をさらに推進する(3)外資系企業向けのサービスをさらに最適化する——の3措置だ。

趙氏は、「中国はこれから製造業に重点を置き、外資の増加量の拡大、ストックの安定、質の向上を促進する政策措置を打ち出し、製造業の外資誘致の取り組みを強化し、外資系企業が直面する突出した問題の解決に力を入れ、外資系企業の投資促進と関連サービスを全面的に強化し、外資誘致の質の高い発展を推進する」と述べた。メディアが質問の中で触れた中国米国商会や中国欧州連合(EU)商会の抱く困惑については、「外資系企業に対して関連の政策措置をより積極的・主体的にPR・説明し、複数の方法を通じて外資系企業と地方との間に投資協力プラットフォームを構築していく」と指摘した。

また趙氏は、「これから中国の開放のドアはますます大きく開かれ、中国の発展が地域と世界により多くのチャンスを提供し,力強い原動力を注入するだろう。ここには海外の記者がたくさんいらっしゃる。みなさんにはこうしたことを理解し、外部に伝えていってほしい」と述べた。(編集KS)

「人民網日本語版」2022年10月18日

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