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白鶴灘水力発電所の左岸発電機がフル稼働へ

人民網日本語版 2022年09月23日14:34
白鶴灘水力発電所の左岸発電機がフル稼働へ
稼働·発電する白鶴灘水力発電所左岸地下スペースの8号機(写真提供・取材対象者)。

三峡集団の発表によると、白鶴灘水力発電所8号機は22日、72時間の送電調整試験運転を順調に終え、正式に商業運転に入った。これは白鶴灘水力発電所で発電開始した12基目の100万kW級水力発電機で、同発電所左岸発電機がフル稼働を始めたことを意味する。人民網が伝えた。

同発電所は現在、世界で建設中のうち規模が最大で、技術の難易度が最大の水力発電プロジェクトとなる。同発電所には100万kW級水力発電機計16基設置されており、単体としての設備容量で世界一になっている。うち1−8号機は左岸の地下エリアに、9−16号機は右岸の地下エリアに位置する。中国の「西電東送」(西部地域で発電した電気を東部地域に送電すること)重大プロジェクトの一環で、同発電所で生産された電力は主に華東地区に送電される。

紹介によると、白鶴灘100万kW級発電機はデジタル化スマート製造を実現している。全ライフサイクル品質管理体制を採用し、1度で設置を完了し、1度で起動に成功し、1度で試験運転に成功した。発電機の運転指標は優良で、振動 · 揺れ幅は約0.06ミリメートルと1本の髪の毛の直径ほどだ。水力発電機の最大効率は96.7%で世界トップレベルになっている。

同発電所は全面的な完成 · 稼働後、三峡発電所に次ぐ世界2位の水力発電所になる。年平均発電量は624億4300万kWhにのぼり、標準石炭の使用を毎年約1968万トン、二酸化炭素(CO2)排出量を毎年5160万トン減らすことが可能。CO2排出ピークアウト及びカーボンニュートラルの目標達成を支える。(編集YF)

「人民網日本語版」2022年9月23日

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